祈る

ryocosp

2011年03月31日 00:40

お久しぶりです。


ブログを更新したい気持ちはありましたが
何をどう書けばいいのか整理できずに、
地震の日から、もうすぐ3週間が経とうとしていますね。


毎日、ニュースで流れる悲惨な光景に胸が張り裂けそうです。


支援したくても、少しの募金以外には出来ることが何も無く、
ただただ、遠くから見ている事しかできません。


多分みんな同じ気持ちなんだろうなと思います。


旦那は「見てると悲しくなるから」と、ここ数日、地震関連のニュースを見ようとしません。


確かに悲しくなるけど、それでも見続けておかなきゃいけないような気がします。





今日、福島県の郡山の方と電話で話しました。

震災以前の生活に戻れる日は来るのかなと、不安そうでした。

「頑張ってください」という言葉は言ってはいけない気がしたアタシは、
何を言ってあげればよいのか分からず、言葉に詰まってばかり。

無力ですね。







テレビやネットで、たくさんのエピソードを見ましたが、
中でも涙したのが・・・


小学生くらいの子供がお菓子を買おうとレジに並んでいて、
順番が来たときに東日本大震災の募金箱が目に入った。
その子は小銭を募金箱に入れ、持っていたお菓子をそっと棚へ戻した。
それを見ていた店員が、店をあとにする子供の背中に向かって言った
「ありがとうございました」の声が震えていた。


というもの。
アタシの書き方ではイマイチ伝わりきれないと思うけど、そこは想像力を働かせてカバーしてください。


こういう小さな我慢が(子供にとっては大きな我慢でしょうか)、
被災者の命を繋いでいるのかもしれない。
そう考えると何かせずにはいられません。


とりあえず、3/26のアースアワーには参加しました。
20時30分から一時間、キャンドルの明かりで過ごしました。






私の住む地域も、いつ大地震が発生してもおかしくないと言われています。


今回の震災を受けて、いろいろと考えさせられました。


温かいゴハンを食べられること。
毎日お風呂に入れること。
フカフカの布団で寝れること。
明るい部屋で過ごせること。
子供と笑い合えること。


つまらない事で怒ったり、争ったりせず、
あたりまえの日常に感謝し、悔いのないように生きていきたい。






そんな日常が、一日でも早く被災地のみなさんに、

そして現地を支えてくれている支援者のみなさんにも、

みんなで笑い合える日が少しでも早く訪れる事を祈るばかりです。

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